本城葵
- tfm2agu
- 2021年10月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年11月21日
<ギャラリー出展作品>

G1「7月8日」
価格:43,000円
メディア:吉祥麻紙、岩絵具
サイズ:45.5×27.3cm
空シリーズの一部の作品。空の絵だが「精神」を描いている。「身近な幸せが見えづらくなり、行く道が分からなくなってしまった際、自分の心許せるものは見上げたらあった。」という作者は、空に助けられた。透き通った青と蛍光色のオレンジのコントラストが印象的で、「安心感」「充実感」「寂しさ」など、多様な感情が伝わってくる。見る者それぞれの感情を描き出してくれるこの作品から、空と人の心は深く繋がっているような気さえする。
<オークション出展作品>

A1「7月19日」
メディア:吉祥麻紙、岩絵具
サイズ:34×19cm
空シリーズの一部の作品。淡いオレンジの日の光が、夜の空にもう少しで覆われ、「1日の終わり」の一瞬を捉えている。空は、描けば描くほど違った綺麗さがある一方で、終わりも分からないから難しい。しかし、空と心はリンクしていて、心が終わると絵(空)も終わる。終わりが違うから、同じ空の絵でもそれぞれの空は違うのだ。松井冬子、川端龍子の強くて上品な作品や生き様に影響を受けた作者は、「自分の心」に問いながら、空を描き続けている。
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